「Night Shift」機能は「ブルーライト」をカットしてくれるもので、すごくありがたい便利機能です！
 
 

「ブルーライト」？？

 
ブルーライトは波長が人の目で見ることのできる光の中で、最も波長が短い青色の光のことです。
この光はとても強いエネルギーを持っていて、人の目の角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで届いてしまいます。
ブルーライトはPCやスマホの液晶から発せられる光に多く含まれており、人間を睡眠に導くためのホルモンである「メラトニン」の分泌への影響があるそうです。
夜寝る前にiPhoneなどの液晶画面を見ていると、メラトニンの分泌が抑えられてしまい寝つきが悪いなどの症状に繋がってきます。
寝つきが悪くなるだけではなく、目の筋肉や視覚を認識する脳の疲れ、網膜や黄斑部へのダメージ、その結果引き起こされる網膜疾患や加齢黄斑変性症の原因にもなるという説もあるそうです。
液晶の輝度と色温度を下げることでブルーライトが軽減されるため、この効果を狙ったのが「Night Shift」機能です。
 
※iPhone5s以降のモデルに限られます。
 
 

Night Shiftの設定例1

 
「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」を選択します。
「時間指定」をタップ。すぐ下に「開始終了」が表示されるのでタップしてお好みの時間指定ができます。
 

 
指定の時刻になると自動的にNight Shiftがオンになります。暖色系の温かいオレンジ色の画面になり、最初は違和感があるかと思いますがすぐに慣れてきます。
 
 

Night Shiftの設定例2

 
1.手動ですぐに起動設定
「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」を選択します。
「手動で明日まで有効にする」をオンにすると、すぐにNight Shiftが起動します。
 

 
2.手動ですぐに起動設定
ホーム画面を下から上にスワイプするとコントロールセンターが表示され、その中にある太陽と月のマークをタップするだけで、オン/オフが簡単にできます。
 

 
 

Night Shiftの設定例3-1

 
・日の入りと日の出の時刻に合わせる
 
毎日指定時間でのオン/オフではなく、日の入りと日の出の時間に合わせて自動的にオン/オフできる機能もあります。
寝る前だけでなく、日が落ちると共にNight Shiftを使用したい人には便利だと思います。
「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」を選択します。
「日の入から日の出まで」をタップすると設定完了です。
 

 
 

Night Shiftの設定例3-2

 
・上記の「日の入から日の出まで」が表示されていない人もいるかと思います。
 
「日の入から日の出まで」の機能は「位置情報サービス」の中にある「時間帯の設定」がオフになっていると利用できません。
表示されていない人は「時間帯の設定」をオンにしましょう。
「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス・オン」→「システムサービス」を選択します。
システムサービス内の「時間帯の設定」を確認しましょう。ここでオフになっている場合はオンにして下さい。
オンにすると、「日の入から日の出まで」が表示されます。
 

 
眠る時間は大切ですので、Night Shiftがあるからといって液晶画面の見すぎ・使いすぎには十分注意が必要です。
 
ブルーライトをカットするiPhoneの機能「Night Shift」を今まで使ったことがなかった方は、ぜひ使ってみてください。
 
 
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